PyCon JP 2012 で発表を聞いたり、当日スタッフをしたりしてきました

発表を聞いたり、当日スタッフをしたりしたので感想を書きます。

いくつか参加した発表の感想を書きます。

やっぱり Web 開発関連の発表は気になるし、当日スタッフの仕事以外の時間で、聞けそうな範囲で聞きに行きました。

頭の基調講演 (Armin Ronacher [twitter:@mitsuhiko])

聞き取れるかなと思った俺が甘かった。

使える Django 1.4 (清原 弘貴 / Hiroki Kiyohara [twitter:@hirokiky])

日本語のドキュメントが 1.0 なので、1.0 から 1.4 に変わったことを中心に話されてました。

中でも新たに template と言って、新規にプロジェクトを作成する際に一からではなくスケルトンから作成できる機能を中心に話していました。

(Paste について詳しくは無いのですが) でもこれ、なんとなく、今は DjangoPython 3 対応していませんし、プロジェクトスケルトン作成は Paste で良いんじゃないのかなとは思いました。

What Makes Pyramid Unique! (小田切 篤 / Atsushi Odagiri [twitter:@aodag])

Pyramid は名前だけは聞いたことがあったので、もうちょっと突っ込んだことを聞きに行きました。

発表の中で強調していたのが、Pyramid のフックポイントの多さでした。
例えば Request が生成される直前とか、template のレンダリングされる直前とか。

また Pyramid を支えるソフトウェア群なども発表していて、やっぱ歴史のあるソフトウェアは練られているなと思いました。

Django Lessons Learned @BeProud (イアン ルイス / Ian Lewis [twitter:@IanMLewis])

長年 Django にて開発をしており、そこで学んだことを発表されてました。

コードではなく、思想部分を話されており、 Django でコードを書く際も複数のアプリで粗結合を重視し書いた方が良いと言ってました。

当日スタッフの感想

何かしら協力させていただきたいと考えており、ただ忙しかったため、当日スタッフをさせて頂きました。だいたい T-シャツ売り場のあたりをウロウロとしておりました。


割と時間があり、別にやりたいことがあったためパソコンを使っていたら Tech 総研の人から写真取られたので、もしかしたらサイトに載るのかな?


今年の T-シャツは着心地が良く、厚手で丈夫そうに見えたので 4着買ってしまいました (内 2着は実家用)。最終的に 1着 500円で販売していたので皆さんもっとアグレッシブに買っても良かったのになとは思いました。

来年について

さて、来年は PyCon JP の代わりに、日本で PyCon APAC が開かれるそうです。


APAC といえば、 ウィキペディア によると狭義では太平洋の西半分だそうです。ここにオーストラリアは入っております。


話が変わりますが、Python 製の DVCS として Mercurial は有名です。git には github があるように、Mercurial にも Bitbucket があります。Bitbucket は Mercurial とは別に git のリポジトリも作れ、しかもプライベートリポジトリが作り放題というとても使いやすいリポジトリ管理サイトです。(Travis CI は対応していませんが。)


この Bitbucket を開発している会社は Atlassian と言いまして、オーストラリアの企業です。


何か繋がりそうですね、何が起こるんでしょうか。来年が楽しみです。


取り留めのない話を読んでいただき感謝です。